医院案内
診療方針
当院は昭和45年、得地一久理事長が岩見沢市3条西6丁目に『とくち内科・胃腸科』として開業いたしました。 現在は長男 得地史郎(ふみお)院長が主に消化器科、次男 得地令郎(よしお)副院長が呼吸器科を担当しております。
メタボリック症候群をはじめとする一般内科に加え、胃・大腸など消化器系疾患の内視鏡的診断と治療や専門の超音波検査士による肝・胆・膵疾患のスクリーニングを行っています。最新の『経鼻内視鏡』も導入し、より苦痛の少ない検査が可能となりました。
ヘリコバクターピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者さんの多くに感染しており、胃がんを引き起こす細菌として知られています。ピロリ菌除菌治療により潰瘍再発は格段に減少し、胃がん発症のリスクを大幅に減少させることが出来ます。
ピロリ菌感染症認定医である史郎院長はピロリ菌除去治療の経験が豊富で、ピロリ菌の診断、治療を積極的に行っています。また、院内に『ピロリ菌感染診断用分析装置』も備えてあり、検査当日に迅速な診断が可能です。
呼吸器科は、まず『禁煙治療』に力を入れています。
気管支喘息やCOPDの方は、吸入ステロイドや気管支拡張薬を使用すると同時に、禁煙外来への受診を勧めます。
喫煙は、ご本人の健康を害するだけではなく、受動喫煙を介して、ご家族の健康(子供の喘息など)に悪い影響があります。
禁煙するだけで、咳や痰などの呼吸器症状が改善する方が多く、呼吸機能検査では、肺年齢が若返ります。
息切れを訴える方の中には、鉄欠乏症の方がおられ、鉄分の多い食事の指導や、鉄のサプリメントで改善しています。
当科では、睡眠時無呼吸症候群の方に『CPAP治療』を積極的に行っております。
また、肥満のある睡眠時無呼吸症候群の方には、『糖質制限』による減量を勧めております。
2016年8月、その成功例を本邦第一例(※)として論文発表させて頂きました。
※https://apfmj.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12930-016-0029-8
糖質制限の第一人者である、京都高雄病院の江部康二先生の推薦を受けて、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関に参加しております。
メタボリック症候群の方には、『糖質制限』が有効です。
5%の減量で、動脈硬化の危険因子とされる高血圧や高血糖、脂質異常の値の改善が見込まれるとされています。
一方、糖質過剰な方には、蛋白質、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンB群、ビタミンDを不足していることが多いと気付きました。
60kgの方は、1日に蛋白質を少なくとも60-90g必要であり、これは、肉300g、卵2個、魚100gの摂取量に相当します。
食の細い方には、プロテインやマルチビタミンミネラル の使用が治療の選択肢となります。
北海道では、ビタミンD不足•欠乏の方がとても多く、喘息などで吸入ステロイドの長期利用者や、咳で肋骨が痛いという方は、血中ビタミンDの測定を勧めます。
ビタミンD不足•欠乏は、骨粗鬆症などの骨の病気だけではなく、ビタミンDが免疫の調節機能を有するので、生活習慣病、認知症や癌にも関係していると考えられています。
その他、色々なお悩みの症状に合わせて、各種サプリメントのご相談にも対応しています。
診療時間
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00 ~ 12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | / |
14:00 ~ 17:30 | 〇 | / | 〇 | / | 〇 | / | / |
診療科目
内科、消化器内科、呼吸器内科